
息子2号が、高校3年の5月に腰を痛めたよね。

あのときは、もう試合に出るのは無理だと思ったよね。

高校最後のインターハイ予選の直前で、柔道はもちろん、日常生活にも支障が出るレベルだったよね。

とても試合なんかできる状態じゃなかったね。

いわゆる「腰の分離症」で、だましだましでやってたんだけど、ついに爆発しちゃったって感じだったね。

同じ柔道部の同級生のお母さんから整体の先生を教えていただいて、藁をもすがる思いで行ったんだよね。

その整体の先生は、腕は確かだけど、とにかく痛い!っていう情報だけだった。
カウンセリングを受けて、状況を説明して、施術が始まったら、狭い部屋に響き渡る息子の絶叫。

すごかったね。悶絶してた。

1時間程度の施術が終わって、先生が息子に「立ちなさい」って指示されて、なんの抵抗もなくスッと立ち上がったんだよね。

あのときは本当にびっくりした。こんな事が本当にあるんだって驚いた。

誰よりも、息子本人が驚いてた。「痛くない!」って叫んでたよね。
整体との出会い
わたしが整体と出会ったのは、次男が高校3年生の5月でした。次男は以前から腰の不調を訴えていたのですが、だましだましで稽古や試合を続けていました。
5月の連休中の合宿で、ついに腰の痛みが爆発し、柔道はおろか、立つことさえもできないようになってしまいました。
柔道部の同級生のお母さんから紹介していただき、「健體康心はしもと」を訪れました。
とにかく施術が痛いけど、よく治る
という情報しかありませんでしたが、藁をもすがる思いでした。
少し痛めのマッサージ的なことをして、症状が今よりもわずかでも改善すればいいな、と思っていました。
見たことのない施術
いざ施術が始まると、今まで見たことのない光景が次々に目に飛び込んできました。
息子が痛いのは腰。先生が施術しているのは足首。痛さで絶叫している息子。
やっと腰を診てもらったら、揉んだり触ったりするのではなく、なんだか指が突き刺さってる。北斗の拳で秘孔を突いているようなビジュアルでした。何が行われているのか、全く理解できませんでした。とにかく、息子は痛そうでした。
施術が終わって
1時間弱の施術が終わり、先生が「では、立ってみなさい」と言われました。
数時間前まで、全く立てなかった息子です。「立てるはずないじゃん」と思いながら見ていると、何事もなかったように息子が立ち上がりました。
立てる!
あのときの息子の表情と声は、今でも忘れられません。
先生はさらに、「ちょっとジャンプしてみて」と指示を出されました。
跳べる!痛くない!
その後、息子は練習を再開し、大会に出場し、実力を十分に発揮することができました。
人を幸せにする仕事
大会の直前に怪我をして、大会に出場すらできずに悔しい思いをする選手を、今までにたくさん見てきました。
出場して負けるのではなく、出場すらできなかった悔しさ。
それまでの努力の成果を披露する機会すら奪われてしまった選手の無念は、想像するだけで胸をかきむしられるようです。
息子は、橋本先生と出会い、普通だったら怪我で出られなかったはずの大会に出場することができました。スポーツをしている選手にとって、これ以上の幸せはないでしょう。
わたしは考えました。こんなに人を幸せにする仕事って、他にあるだろうか。
数日後、わたしは橋本先生に弟子入りを志願しました。


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